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アクセス外来

当院は、東葛地区の透析医療の中核施設として多くの透析患者さんのシャント作成や、アクセストラブルに対する治療を行っています。近年、透析導入年齢の高齢化に伴い、透析導入前から心機能低下を合併している患者さんや、前腕部にシャント作成可能な静脈のない患者さんが多くなっており、アクセス作成困難のため、他病院からのご紹介が増えています。

診療内容

診療対象/透析医療に必要な血流量確保のために、さまざまなトラブルに対処します。

検査

シャント造影/透析患者さんを対象として、造影剤を使用してシャントの状態を検査します。造影剤は少量しか使用しないため、必ずしも検査後に透析を行う必要はありません。また、通常の造影剤にアレルギーのある患者さんには炭酸ガスを使用します。検査時間はおよそ15分と短時間です。

治療

  • 手術
    標準的内シャント手術、シャント再建術、人工血管シャント作成術、上腕動脈表在化、カフ型カテーテル挿入術、シャント瘤切除術などの手術を行います。標準内シャントの場合40分から1時間で終了するので、入院せず日帰りが可能です。再手術の場合でも、簡単なものは日帰りが可能です。人工血管や動脈表在化のような手術では2週間の入院が必要になります。
  • PTA(Percutaneous Transluminal Angioplasty 経皮経管的血管形成術)
    侵襲の少ない治療法として、経皮的バルーン形成術(PTA)、ステント留置術、経皮的血栓除去術があります。PTAは、手術のように皮膚を切らずに、バルーンカテーテルという細長いバルーンつきの管を用いて治療します。PTAは、手術に比較して短時間で終了し、今までのシャントを温存して治療を繰り返すことが可能です。欠点は、手術と比べて開存率(詰まりにくい血管の状態)が低いこと、拡張時に多少痛みがあること、閉塞の場合は不成功の可能性があることなどです。 簡単なPTAの場合は30分程度で治療が終了しますので、日帰りが原則です。透析が必要で、帰宅が深夜になる場合には1泊入院していただくことがあります。
  • カフ型カテーテル
    シャントを作成する静脈がない患者さんや、心不全を有する患者さんでは、カフ型カテーテルが必要となることがあります。カテーテル挿入後でも、万一、患者さんにトラブルが起きた場合には、当院の地域医療連携室を介して迅速に対応する体制をとっております。

アクセス外来の特徴

当院では、血管外科医がPTAを担当しています。シャントトラブルの場合、手術にするかPTAを行うかの判断が必要となりますが、どちらにするかは豊富な経験と患者さんの状態をもとに判断しています。また、地域医療連携室の活動により、多くの施設間で連携を深めており、最近では20以上の透析関連医療施設から多数の患者さんをご紹介いただいております。

担当医師(常勤)

東 仲宣(あずま なかのぶ)/院長、日本透析学会指導医
内野 敬(うちの たかし)/副院長、日本透析学会指導医
佐々木 司(ささき つかさ)/診療統括部長、日本外科学会専門医
中井 宏昌(なかい ひろまさ)/血管外科部長、日本外科学会専門医
市橋 弘章(いちはし ひろあき)/循環器科部長