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リハビリテーション室

リハビリテーション室は、本院とは別棟の別館3階にあります。広さ200平方メートルの日当り良好なスペースに各種リハビリ機器を揃え、理学療法士3名、作業療法士2名が機能回復の治療に当っています。

当院は、慢性腎臓病の治療を中心とした専門性の高い病院として広く知られています。そのため、透析治療を必要とする患者さんが数多く入院されております。リハビリの対象となる患者さんにも透析をされている方の割合が高く、全体の8割を占めています。脳血管疾患や骨折、下肢潰瘍からの救肢、活動制限に伴う廃用症候群等を発症された方を主な対象としております。

1.理学療法とは

理学療法とは、病気、けが、高齢、障害などによって運動機能が低下した状態にある人々に対し、運動機能の維持・改善を目的に、運動や温熱・電気・水・光線などの物理的手段を用いて行われる治療法です。「理学療法士及び作業療法士法」の第2条には「身体に障害のある者に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行わせ、及び電気刺激、マッサージ、温熱その他の物理的手段を加えることをいう」と定義されています。

当院における理学療法士のご紹介

当院では3名の理学療法士(PT)が在籍しており、すべて経験年数10年を超えるベテランで構成されております。透析に伴う合併症や栄養状態、創傷治療にも精通しており、総合的に身体能力を評価し、理学療法プログラムを立案・提供していきます。

理学療法士は動作の専門家であり、寝返る、起き上がる、立ち上がる、歩くなどの日常生活を行う上で基本となる動作の改善を目指します。関節可動域の拡大、筋力強化、麻痺の回復、痛みの軽減など、運動機能に直接働きかける治療法から動作練習、歩行練習などの能力向上を目指す治療法まで、動作改善に必要な技術を用いて日常生活の自立・改善を目指していきます。

2.作業療法とは

作業療法とは「身体または精神に障害のある者、またはそれが予測される者に対し、その主体的な生活の獲得を図るため、諸機能の回復、維持および開発を促す作業活動を用いて、治療、指導、および援助を行うことをいう(日本作業療法士協会)」と定義されています。

「作業」とは「日常生活の諸動作や仕事、遊びなど、人間に関わるすべての諸活動をさし、治療や援助、もしくは指導の手段となるもの」をいいます(日本作業療法士協会)。

世界作業療法士連盟では「人が自分の文化で意味があり行うことのすべて」としています。これらのことから、作業療法で用いる「作業」とは、対象者自らが文化的・個人的に価値や意味を見出し、専心しているすべての活動をいいます。

当院における作業療法士のご紹介

当院には2名の作業療法士が在籍しております。透析実績の長い長期透析患者さんの手指の関節可動域訓練、巧緻動作訓練、生活動作指導、余暇活動に関わると同時に、二次救急病院としての急性期身体機能回復・ADL訓練の役割を理学療法士とともに担っております。対象者・ご家族が目標とされている具体的な生活の獲得を把握・共有し、それぞれの退院先において必要である能力を準備できるよう、病棟スタッフ、ご家族の皆様とともに、笑顔のある活気にあふれた生活を目指して援助支援しております。

3.当院におけるリハビリテーション施設基準・対象疾患

  • 施設基準
    脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅱ)
    廃用症候群リハビリテーション料(Ⅱ)
    運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
    呼吸器リハビリテーション料(Ⅱ)


4.チーム医療への参加

リハビリテーション室では、各種チーム医療や地域活動などに積極的に参加しています。

  • 栄養サポートチーム(NST)
    食事時移乗や姿勢の検討、能力に応じた食具の検討
  • 褥瘡対策チーム(PUT)
    マットレス選択やポジショニングの検討
  • フットケアチーム
    足部潰瘍に対する除圧フェルト設置、歩行訓練等リハビリ方向性の検討