No.12「武蔵野」他

1985年に「花鳥風月」「飛花落葉」と題した個展で絢爛豪華な琳派風作品を発表し、その変身ぶりでファンを驚かせる。 院内の3階エレベーターホールに掛けられている版画はその作品シリーズの一つで、 華麗な金色に彩られた躍動感にあふれる2点である。
晩年、癌を宣告されたが、病と戦うかのように創作に打ち込み、生気あふれる自由奔放な作品を残して、数年前にその活動に幕を引く。


作品解説:
彫刻家望月 菊麿