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在宅血液透析について

在宅血液透析は、透析施設と同じ透析機器を自宅に設置し、医師の管理のもと、患者さん自身が自宅で血液透析を行う方法です。
患者さんの生活スケジュールに合わせて好きな時間に自宅で透析を行うことができ、回数も自由に決められるので、頻回透析(週5回以上)や隔日透析(1日おきに透析を行う)、長時間透析、オーバーナイト(夜間宿泊)透析など、通院しながらの透析では、実施している施設がごく限られている透析方法も、自宅でなら行うことが可能です。
ただ、実施の条件が厳しいので、全透析患者さんの0.2%、全国的には500名余りの方が行っています。当院では現在3名の患者さんに実施しています。

在宅血液透析のメリット

  • 生命予後がよい
    緩徐(ゆるやか)な条件で十分に透析治療を行っている患者さんが多いため、通院による標準的な血液透析患者さんと比較して生命予後が向上することが報告されています
  • 生活の質(QOL)が向上し、社会復帰が可能となる
    患者さんの都合に合わせて好きな時間に透析を行えるため、通院による標準的な血液透析に比べてQOLが高く、社会復帰をする上でも有利な治療法です。

在宅血液透析実施に必要な要件

  • 患者さんや介助者の理解、技術の習得が必要となる
    在宅自己透析では、透析前に行う機器の準備や自己穿刺など、患者さんご自身やご家族などの介助者が管理し実施する必要がありますので、前もって透析の知識や技術の習得が必要になります。
  • 自宅への透析機器設置に関わる初期費用や水道・光熱費などの維持費用が必要となる
    在宅血液透析は保険適用ですが、自宅における治療スペースの確保や、透析機器の設置に関わる費用、在宅血液透析開始後の水道代や電気代などの光熱水費は、患者さんの自己負担となります。

在宅血液透析のデメリット

  • 医療スタッフが在宅環境では不在のため、緊急時の対応や連絡体制が必要となる
    在宅血液透析は患者さんご自身やご家族などの介助者が管理しながら実施しますので、緊急時の対応や医療スタッフとの連絡などの体制が必要となります。在宅血液透析の適応に関しては、以下のような基準が定められています。