院内美術散歩

No.31 「水紋 -Series of water-」 No.31 「水紋 -Series of water-」 制作者コメント

この作品は、『人間と自然の大きさの対比』がテーマになっています。大きな水紋はこの親子を優しく受け止めているようですが、自然の大きさに畏敬の念を持って、水の動きをダイナミックに大きな刷毛で勢いよく描きました。


No.31 「青い固まり-Series of picnic-」 No.31 「青い固まり-Series of picnic-」 制作者コメント

幼稚園児のピクニックに偶然居合わせて、イメージが湧いた作品です。ここは大きな公園で、守られた空間の中で楽しむ人々は陽光の下でとても楽しそうです。同じユニフォームを着た園児たちは、ころころとこころが絡み合い、青い固まりのようでした。ちょうど桜の季節で、後ろでは桜色がふわふわしています。全体的にやわらかく優しい、そんな印象を描きました。



人と自然-戸沢佳代子

東葛クリニック柏が、JR柏駅近くに新築された超高層複合ビルの2階に移転、新装開院の運びとなりました。今までの2層の透析施設と異なって、今回はクリニックが2棟に分かれていますが、動線は平面移動ですみますので、患者さんにとってはむしろこれまでより利便性が高まったのではないでしょうか。
新しくオープンするにあたって、内装をより快適にと“柔らかモダン”の考えで計画し、それに加えてヒーリングアートにも新たなコレクションを加え、インテリアと呼応するようにアートを設置しました。戸沢佳代子、池田満寿夫、元永和正、ディフィ他の作品を展示しています。
今回ご紹介するのは、戸沢佳代子さんの作品です。野田市で創作活動をされている画家で、待合室のホールと柱に作品が展示してあります。その作風は明るく、淡い色調で、自然の中でたわむれ、楽しむ人たちの姿を描いています。そのため、見る人の心をやわらかく包み、平和な気持ちにさせてくれるようです。ともすればガラスや金属、むきだしのコンクリートなどで構成されがちな現代建築や環境の中にあって、戸沢さんの作品は人に優しく、潤いを与えてくれるようなアートです。

作品解説:
彫刻家望月 菊麿