院内美術散歩

No.32 「水紋 -Series of water-」 No.32 「水紋 -Series of water-」 制作者コメント

この作品は「カタジュタ」という、オーストラリアの真ん中、エアーズロックなどの近くにある、丸くて大きな岩がたくさんある所を描いています。
中央の写真のように描かれている部分は、私が実際に記録(Record)として写真撮影したもので、今も写真に残っています。
一方、周りの淡い色調の部分は、写真に納まりきらなかった私の記憶の部分です。実際の景色は壮大で、写真の周りの部分を描くことで、鑑賞するみなさんにも写真に納まらなかった景色に思いを馳せてもらえたら、と描いた『Around the Record』のシリーズです。


No.32 「青い固まり-Series of picnic-」 No.32 「青い固まり-Series of picnic-」 制作者コメント

この滝は、オーストラリア北部のジャングルのようなところにあります。
実際にはワニがいるちょっと危険な滝なのですが、強い陽射しを浴びて、キラキラと優しい色調で描いています。
これは、自分が旅から帰ってきて、旅の景色を思い出そうとする時に、ぼんやりと、きれいなところを強調して思い出す、そんな記憶のイメージを描いています。



改装なった「東葛クリニック小岩」の展示作品について

東葛クリニック病院の関連透析施設「東葛クリニック小岩」は、開設以来36年を経過しました。この期間に患者さんの快適性を求めて部分的な改修工事は行ってきましたが、この度、さらなる利便性、快適性を求めて、大がかりな改修を行いました。これまでの落ち着いた、やや色調を抑えた雰囲気の空間から、温かさを保ちつつ、明るく現代的な空間づくりを目指しました。
来院される患者さんや治療に携わるスタッフの気持ちを、明るく爽やかにできるように心がけました。さらに、患者さんには気持ちよく治療を受け、スタッフには快適な気分で仕事をしてもらえるように心がけ、インテリアとともに、家具やアートも新しいものを導入するように計画しました。
来院される方々に快い利激と活力を与えてくれることを願って、メインのアートには、野田市で創作活動を続けられている画家の戸沢佳代子さんの作品を選びました。さらに、立体作家の眞板雅文さん、画家の池田満寿夫さんの作品を展示しました。
メインの戸沢佳代子(とざわ かよこ)さんの作品は、豊かな自然と人との関わりをテーマに、淡く明るい色調で描かれており、見る人の心に潤いとやすらぎを与えてくれるようです。
前回に続き、作家にコメントを寄せていただいていますので、ご紹介させて頂きます。

作品解説:
彫刻家望月 菊麿