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年頭のご挨拶

 令和3年あけましておめでとうございます。


 旧年はまさにコロナに翻弄され続けた1年でした。今年もコロナとの戦いが続くでしょうが、ワクチンが一刻も早く日本全体にいきわたることを祈るばかりです。

 昨年、わたくしは東葛クリニック病院の院長に就任しましたが、就任あいさつの中で当院の理念である「恕」の精神で診療を続けると述べました。「恕」とは思いやりのことですが、この文字をみてすぐに意味が分かる人はあまりいないのではないかと思いますので、出典について簡単にご説明させていただきます。

 出典は「論語」です。

 孔子の弟子のひとりである子貢が孔子に尋ねました。
「一言(いちげん)にして以て終身之を行ふ可き者有りや」
 訳「ただひとことで、一生行ってゆくに値することばがありましょうか」と。
すると孔子は
「其れ恕か。己の欲せざる所は、人に施すこと勿れ」
 訳「それはまず恕(じょ)(すなわち思いやりの心)だろうな。(恕というのは)自分が(人から)されたくないことは、人にもしてはならない(ということだよ)」と答えました。

 皆さんも、日常において「恕」の精神で生活してみてはいかがでしょうか?特にコロナで自由に生活が送れない時こそ、みんながこのような心がけを持つことが必要なのではないかと思います。

東葛クリニック病院
院長内野 敬