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院長より年頭のご挨拶

 令和4年、新年あけましておめでとうございます。


 まだ街中では銀杏の黄色い葉が散り残っていますが、半世紀前を振り返ると、11月中には銀杏の葉がすっかり散ってしまっていたように思います。気候の温暖化により、1か月以上季節がずれてしまったのでしょうか?

 旧年中はいろいろなことがありましたが、最も印象に残った出来事といえば、コロナ禍のため無観客で行われたオリンピックではないでしょうか。開催できるかどうかもわからない不安定な状況で、淡々と準備を進め、滞りなく遂行してみせた日本の関係者の皆さんの実行力に感服しました。また日本選手の方々も多くの金メダルを獲得して、素晴らしい活躍を見せてくれました。

 当院を振り返りますと、ワクチン接種がまだ普及していない段階では、透析患者さん数人が新型コロナに感染してしまいました。5月頃までは専門病床のある施設で受け入れてくれましたが、第5波の大流行では専門病床が満床のため、当院の新型コロナに感染した透析患者さんは、当院で治療することとなりました。幸いこの時点では、抗体カクテル療法での治療が可能となり、当院で治療した患者さんは全員無事退院することができました。

 現在千葉県の新型コロナの感染者は極めて少ない状況ですが、今後の感染者数増加に備えて、コロナ対応病床を増やす対策をとりました。もともと当院の一般病床には、感染症専用個室が2室ありましたが、さらに一般個室を2室コロナ対応個室とし、中等症の新型コロナ患者さんを同時に4人まで入院できるようにしました。

 新たな脅威として、世界中で新型コロナのオミクロン株が流行していますが、他国に比べて日本では水際対策に力を入れ、何とか感染拡大を食い止めています。こうして時間を稼いでいる間に、一刻も早く、一人でも多く3回目のワクチンを接種することが肝心です。万が一感染が拡大しても、レムデシビルという抗ワクチン薬はオミクロン株に対して有効であるといわれていますし、新しい内服薬も開発されています。万全の備えを整えて感染爆発を防ぎたいものです。

 当院には、発熱外来やオンライン外来があり、PCR検査を実施して90分で判定結果を出す事が可能ですので、近隣の方々もぜひこれらの外来をご利用ください。

 今年も新型コロナの流行は避けることができないと思いますが、一刻も早く以前のような日常生活を取り戻せることを願い、ご挨拶にかえさせていただきます。

東葛クリニック病院
院長内野 敬