薬剤部では以下の業務を行っています。
院内調剤業務(入院、外来)、医薬品情報業務、注射混合業務、病棟業務、透析クリニック業務、チーム医療活動。および薬学生の受け入れ
1.人員構成
  • 薬剤師21名(常勤13名 パート8名)
  • 薬局事務2名
2.専門・認定薬剤師など
  • 日本薬剤師研修センター認定実務実習指導薬剤師
  • 日本静脈経腸栄養学会認定 NST専門薬剤師
3.新人教育プログラム
6カ月間で基本的な業務を行えるよう新人教育プログラムを作成しています。また、業務への不安を解消してもらえるようチューター制度を導入し、年の近い先輩から助言などを受けられるようにしています。
4.調剤業務
外来では原則、院内調剤対応(院内処方)を行い、会計後、同一施設内でお薬をお渡ししています。 入院では、入院処方箋と注射処方箋(個別セット)を行っています。
5.医薬品情報業務
  • 医薬品情報配信
    医薬品に関するさまざまな情報を収集し、医師や看護師等に速やかな情報発信を行っています。
  • 院内医薬品情報誌発行
    月に1回、薬に関する重要な情報をまとめ、スタッフに配信しています。
6.注射混合業務
高カロリー輸液や抗がん剤などを、注射混合室にて無菌調整を行っています。
7.病棟業務
  • 薬剤管理指導業務
    入院患者さんを対象に、服薬指導と薬学的管理を行っています。
  • 病棟薬剤業務
    持参薬の確認や、投与前における相互作用の確認等を通し、薬物療法への積極的参加を行っています。
8.透析クリニック業務
当院は7ヶ所の透析クリニックを有し、腎臓病に精通した薬剤師を配置し、調剤・投薬を行っています。また各透析クリニック開催の患者さん向け勉強会にも講師として参加しています。
9.チーム医療活動
当院では、他の職種スタッフと共働でラウンドを行い、職種を越えて下記のようなチーム医療に参加しています。
  • 栄養サポートチーム(NST)
  • 感染対策チーム(ICT)
  • 褥瘡対策チーム(PUT)
10. 薬学生の受け入れ
当院では、大学の薬学部や薬科専門大学で学ぶ薬学生の実務実習を受け入れています。実際の医療現場を体験することで、薬剤師の仕事の内容や職場の仕組みを知り、将来の実務に役立ててもらうのが目的です。
  • 実務実習
    当院では、薬学部5年生の実務実習生を受け入れています。なお、当院は『グループ実習』を実施しており、国保松戸市立病院、松戸市立福祉医療センター東松戸病院、千葉・柏リハビリテーション病院とともに、1実習で3カ所の病院体験を行うことができます。
  • 早期体験授業
    薬学部1年生を対象とした早期体験授業を行っています。早くから医療現場を体験することで、学生のモチベーションアップにつながっています。