SPP検査装置
SPP検査とはどのような検査ですか?
SPP(Skin Perfusion Pressure、皮膚灌流圧)検査は皮膚の表面の小さな血管の中の血液の流れを見る検査です。
動脈硬化が起きると血液の流れが悪くなります。血液の流れが悪くなると、足先に傷ができていても栄養が行き届きにくくなるため、傷が治りにくくなります。そうなると、難治性の潰瘍になることがあります。
SPP検査でどのようなことがわかるのですか?
SPPの検査によって、どのような治療が、どの程度必要になるかが分かります。検査結果が悪いと、足にできたちょっとした傷でもなかなか治りにくいことがわかってきます。そのままでは完治しないと判断されたときは、血流を良くするための治療をします。薬を処方したり、カテーテルで足の血管を広げたり、バイパスをつくったりします。 血流をよくする治療の評価にもSPPの検査は使われます。
検査の対象となるのはどのような患者さんですか?
足に治りにくい傷のある方で、糖尿病、間歇性跛行(長く歩くと足がだるくなって休まないと歩けない)、足に痺れがある、といった方です。このなかでひとつでも当てはまる場合はSPP検査が必要になります。
どのように検査をするのですか?
ベッドに横になっていただき、足の血流を測る場所にセンサーを置きます。次いで、血圧を測るカフ(手首にするベルト)を上から巻いて少しずつ圧をかけ、皮膚表面の血流を止めます。それから徐々に圧をゆるめていき、血流が再開したときの圧を測定します。標準値は、最低血圧値プラス15~20mmHgです。検査は1カ所につき5分程度、数カ所の測定が必要となるのが普通ですので、全体で30分ほどで終了します。